今日の妖怪:木霊(こだま)

「今日の妖怪シリーズ」今日は木霊です。木霊は有名でよく知られている妖怪で、宮崎駿監督の「もののけ姫」にも登場しています。この作品に登場する木霊はカタカタという不思議は音を立ててながら木の下でたたずずんでいるかわいらしい妖精のような姿をしています。

木霊の名前の意味は、木の精で、木を守護しているものでもあるか、もしくは生きている木の魂そのものでもあります。ギリシャにも木の精(dryads)のお話がありますが、日本の木霊は平和的なのに対してこのdryadsは人間に対して悪いこともします。

木霊は高齢になった時に生まれます。これは、100年経過した物に神や霊魂が宿るという付喪神(つくもがみ)や、同じような伝承にある動物などと同様なもので、木に宿るものと考えられます。日本の社会で高齢・長寿である事は、敬われるべきであるという事が背景にあるのでしょう。

今回、木霊を描くという事は一つのチャレンジでした。「もののけ姫」の木霊はとてもかわいく、伝承をもとにしたものではなく映画のために創造されたものでした。私はこのイメージを盗んでコピーすることはしたくありませんでしたので、木霊について沢山のリサーチを行いました。そして終に鳥山石燕(とりやませきいん)の描いた、年老いた人間の精霊の姿の木霊を見つけたのです。
年老いた木の精として年老いた人間の姿がうまく合っていて私はこれだと思いました。そして、今日訪れた粟田部祭りで感じた精神をこの絵に写したいと感じました。それでは、今日の妖怪「木霊」を楽しんでください!

木霊

木霊

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