妖怪シリーズ:狐火

今回の妖怪は私にとって興味深いものです。なぜならこの妖怪はイギリスに伝わる言い伝え St. Elmo’s fire(もしくは will o’ the wisp)と酷似しているからです。
この地球上でこれほど離れた国(文化)同士でこれほど似た(ほとんど同じ)考えがあったのです。日本のバージョンの方がよりかわいく、イギリスのものほどの気味悪さもないですが、この現象の裏には多くの危険が潜んでいる事を意味しているので、潜在的な怖さがありますね。

Kitsunebi
Kitsune-bi

Kitsune-bi 狐火

生息地: 狐から出ているため、狐の近くに現れる。

外見: 無数に光るふわふわした球体(大抵直径数センチ程度である)で、地上1メートル程の高さに現れる。狐火は提灯のように明るく、ほとんどは赤か橙色であるが、時折青や緑のものも見られる。

習性: 狐火は夜に長い(百~数千メートル)列となって現れ、あたかも見えない何かが提灯を下げてぞろぞろ歩いているかのように見える。 狐は狐火の隣にいるが、透明になっているため見ることはできない。

狐火は狐が口から吹き出した火の球であり、道を照らすために使っている。よって狐火は大勢の狐が近くにいるという目印にもなっているのだ。
妖怪の結婚式や百鬼夜行、その他妖怪の行う催し物の際には狐火を見る事ができるといわれている。

人への影響: 狐火はそれ自体は特に危険なものではないが、狐火の元となる狐が危険な場合はある。夜道を歩く人を迷子にさせたり、空腹な妖怪達のいる暗闇に人をおびき寄せたりもする(綺麗な光に誘われてついていってしまう好奇心のある人間が餌食になる)。 狐火についていくという事は、どこか行ってはならない所に行ってしまうという事である。


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「妖怪シリーズ:狐火」への9件のフィードバック

  1. I’m starting to notice a pattern in your postings. You post a new yokai one day, and you post one from your book the next. How many new yokai do you have planned exactly?

  2. As many as I can — sadly, real-life time constraints mean I can’t post a brand new one every single day, as much as I would like to. It takes about 15 – 20 hours total to make one of these, including research, translating, sketching, and painting, so some days I spent sketching and researching, others I spend painting.

  3. You certainly may! 🙂
    Though I have a long list of requests I’m going through at the moment, I will try to get to it as well.

  4. If I may ask, What requests do you currently have under your list? I’m always looking for new ideas for my poetry.

  5. ピンバック: Egy kis érdekesség: Kitsune-bi 狐火 « 鏡の世界

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